Kirihara×An #01


『kissプリ』※会話のみ

「ね、切原くん。プリクラ撮ろっか」
「タチバナさんから誘ってくるとは珍しいじゃん。……今日はぜってぇ雨降るな」
「失礼なこと言わないでよ。気分よ、気分!」
「で、どれで撮んの?」
「えっとねー、あ!このプリ機すごくいいんだってー」
「へぇー、じゃあこれにすっか」

『好きな背景を3つ選らんでね』

「どれにしようかなぁ……」
「別にどれでも変わんねぇって。……あ。ねぇ、タチバナさん」
「え、なっ、んぅ」

『前のシャッターを見てね 3 2 1』

「んぅ……ちょっ!……んん、」
『次はこの背景で撮るよ 前のシャッターを見てね 3 2 1』

「、も……きり、はら……くん!っん」

『これが最後の一枚だよ 前のシャッターを見てね 3 2 1』

「、っハァ。もう何すんのよ!」
「別にいいじゃん、減るもんじゃあるめーし」
「そーゆー問題じゃっ!」

『次は落書きだよ ピンクの落書きコーナーに移動してね』

「あー、もう。切原くんの所為で全部あれになっちゃったじゃない!」
「タチバナさんだって途中からノってきて舌絡め「うるさいっ!」
「おー、こわ」
「切原くんの奢りでもう一枚ね!」
「なに、まだ足らないの?」
「黙れっ!」
「いって!」